10月13日・日渉園訪問記

広島漢方研究会月例会終了後


日渉園神農堂跡・ツルマオの前にて

広島漢方研究会定例会が終わった午後4時、気まぐれ広島人・優秀な生徒・超天才・川ちゃん@・サンマ・その他、広島漢方研究会を代表する美人数人と広島藩薬草園跡・日渉園に行ってきました。
ここで気のついた植物を書いてみましょう。

(木本)ヒノキ・ツガ・ヤマモモ・イヌマキ・アベマキ・アカシデ・ナナメノキ・コウヨウザン・ユズリハ・ボダイジュ・カクレミノ・モモ・ウメ・クロマツ・モッコク・アセビ・マンリョウ・モウソウチク
(草本)ヨモギ・ヤブガラシ・チジミザサ・ツワブキ・キンエノコロ・ツルマオ・ハマユウ・・・

などでした。特に熱帯形のイラクサ科・ツルマオは広島県では自生地が二箇所しかなく絶滅危惧種に指定されています。
日渉園を開いたのは後藤松眠(1788〜1828)です。その息子、後藤松軒(1803〜1864)は長崎においてシーボルトから蘭学を教わりました。そのときの同窓生に高野長英がおりました。
高野長英は当時の幕府の政治に対して批判をしたため投獄されましたが脱走し日本各地を逃亡生活をしました。その逃亡中に後藤松軒を頼って日渉園に立ち寄り神農堂に数日間隠れ住んだと言われています。
皆さん、想像していたよりも狭い敷地にがっかりした様子でしたが一度は訪れてみたかった!という人達ばかりでしたので何とか満足そうに帰途につきました。


ツルマオの花

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